今から7年前、私は親から強制的にお見合いをさせられました。「とにかく一度だけでいいから会ってみて、食事だけでいいのよ、気に入らなかったらすぐに断ればいいんだから」と言われとりあえず一度だけ会ったら親の気がすむと思ったので、会うことにしました。会ってみてすぐに私の苦手なタイプであることに気づきました。一方的に話をして自分中心的な感じがしました。食事しながら断り文句を考えていたのですが相手は一目で私のことを気に入った様子でした。そしてまた会うことになってしまいました。二度目に会った時に相手はすでに結婚する意志を持っていることを伝えてきたのです。

開いた口がふさがらないまま数日が過ぎ、相手は「結婚式場を抑えたし手付金もすでに払ったよ」と、人生でこれほどショックで驚いたことはありません。それから数ヶ月後、私は自分が好きではないタイプの人が強引に決めた結婚式にこれもまた好みではないウエディングドレスを着て立っていました。

結婚の内容もほぼ彼が決めた内容で進んだ式でしたが、それでも新郎として一生懸命汗を流し式に来てくださった方一人一人に挨拶をして回っていました。スタッフの方が助けてくれたとはいえそれでも新郎がほぼ1人で決めたりするのは本当に大変なことだったでしょう。いろんな感情や苦労が蘇ったのか新郎からの挨拶では、挨拶をしながら号泣していました。

今思うと、私みたいな優柔不断内容で性格の女性は強引すぎる方が良かったと思います。また、まっすぐ突き進む性格の彼は今でも私への愛情はまっすぐで良き夫、良き父親として家族を愛し養ってくれています。結婚式は始まりに過ぎません。私の場合は子供時代に描いていた結婚相手でもなければ、結婚雑誌に載ってるような2人で考えた結婚式でもありません。それでも、お互いが歩み寄り協力し合い愛と敬意を持って接するなら、楽しく喜びのある家族生活を築くことができると実感しました。